こんにちは!2021年夏に娘を出産した、手抜きを愛する超合理的ママです。
2歳の娘がてんかんと診断され、熱性けいれん&てんかんで大阪府中崎町にある北野病院に3回入院しました。
相部屋2回、個室(日額8,800円)1回を経験して、持ってきてよかったものやおすすめの過ごし方が分かってきたので紹介します!
付き添い入院ほんましんどすぎるから、ちょっとでも楽に過ごせるお手伝いができたら嬉しいやで、、、
※2023年11月時点の情報です。もし変わってたら、コメントで変更点を教えてもらえたらめっちゃありがたいです。
北野病院の小児科フロアの入院設備
入院のときの持ち物選びの参考に、まずは設備を紹介します!
給湯エリア
電子レンジ、オーブントースター、ウォーターサーバーがある給湯エリアがあって、
- ほうじ茶(HOT/ICE)
- お水
- お湯
が飲み放題だったので、飲み物には困らなかったです。
サーバーのお湯で粉ミルクを作ったり、電子レンジで哺乳瓶の消毒をしてる保護者さんもいました!
給湯エリアにはお盆の返却スペースがあって、子どもの食事が終わったら保護者がお盆を下げに行きます。
飲み物を汲む、お盆の返却、ゴミ捨てなどで、給湯エリアは来ること多かったです!
共用のシャワースペース
入院してる部屋によって使えるシャワーブースが決まってて、お医者さんのOKがもらえたら子どもと一緒に入浴できます。
付き添いの大人だけで入浴するときは、夜8時以降の子どもが寝てる隙にささっとシャワーを済ませないといけません。つ、つれえ、、、。
ちなみにドライヤーの貸し出しはあります。
給湯エリアにドライヤーが設置されるので、みなさんそれを使ってる様子でした。
貸してもらえるのは風力そこそこの普通のドライヤーなので、入院が長引きそうな人はお気に入りのドライヤーを持ってくるのがおすすめ!
地下1階:ファミリーマート
ほんっっっとーに、お世話になりました。
シャンプーやメイク落としなどの入浴セット、子供のおもちゃが付録についたベビーブック(雑誌)も置いてあって、入院生活で必要なものはだいたい揃う印象でした。
ヨーグルトやプリンなど、体調の悪い子どもでも食べやすいものが豊富に置いてありました。
2階:ドトールコーヒー
モーニングをテイクアウトできるので、大人のテンションを上げるためにもありがたかったです!
娘が超絶早起き&気力が湧かず入院中は買いに行けませんでしたが、
通院のときに食べたエビとアボカドのサンドイッチがめちゃめちゃ美味しかったです!
入院中に辛かったこと
両サイド柵付きベッドの操作がしんどい
入院してすぐに、部屋のテレビで「ベッドから離れるときは、必ず柵を1番上まで上げておくように」という指導用の動画を見せられます。
また、小児科の先生から
発熱があって点滴してる間は、娘さんはベッドから出ないようにしてね
と、お願いされました。
でも、柵を1番上まで上げると閉塞感があるのか「ママ、シューっとして?」と娘から柵を下げるよう何回もお願いされて辛かったです。
バーが硬くて上げ下ろしに力がいるので、何回もとなるとじわじわキツさを感じました。
看護師さんやお医者さんがいつ来るか分からん→気が休まらない
親の着替えやトイレ中でも、扉とカーテンを開けて看護師さんやお医者さんが入って来られるので、気が休まらなかったです。
ノックや声かけ後のカーテンを開けるスピードが早くて、親の返事が追いつかない感じでした(みなさん本当に忙しそうでした)
いつ退院できるか分からない状況では、こういう小さなストレスの蓄積が本当にキツかったです。
親の食事が提供されないから、自分で用意しないといけない
営業時間内で行けるのが実質地下1階のファミリーマートしかなかったので、コンビニご飯を買いまくりました。
差し入れしてくれる親族がいればだいぶ助かりますが、私は家から病院が遠かったので差し入れも気軽に頼めなくて辛かったです。
体調不良の娘の機嫌が悪く、こちらまでイライラしちゃう
咳が出てると、親が子どもに1日4回吸入しないといけなくて、吸入器の音が怖いのか娘はとにかく嫌がりました。
娘のギャン泣きを聞きながら、頭を押さえて無理矢理吸入させるのが苦痛でした。マジで心折れました。
快適に過ごすコツ
それだけ辛かった経験を経て、快適に過ごせるコツが分かってきたので共有します!
レンタルベッドを借りる
相部屋でも個室でも、レンタルベッドは絶対借りたほうがいいです。
わたしは「折りたたみ式ベッド、掛け布団、敷布団」のセットを借りました。
幅が狭くて寝心地はそんな良くなかったけど、それでも子どもと同じ柵付きベッドで寝るよりはるかにマシでした。
付き添い入院は体力勝負なので、レンタルベッドはとにかくおすすめです。
娘にはいつも家で使ってるブランケットを掛けて、大人はレンタル敷布団+レンタル掛布団を下に敷いて、子供用の掛け布団を上に掛けるのが1番よく眠れましたよ!
ベビーカーは畳んで子ども用ベッドの下へ
相部屋ではとにかくスペースの確保が大切なので、かさばるベビーカーはベット下が大正解でした◎
ベビーカーが使えるのは子どもがだいぶ回復してからになると思うので、この場所がベストでした!
看護師さんに遠慮せず意思表示する
マナー違反親子への注意をお願いする
「忙しそうやしなあ……。」と遠慮して、よほどのことでない限りお願いできなかったけど
消灯時間過ぎてもガッツリ電気点けてる家族に
看護師さん
消灯時間過ぎてるんで消しますね〜
と、有無を言わさず消灯してくれて心底救われたから、もっと早くお願いしたらよかったと思いました。
点滴着を貸してもらう
点滴してるとチューブが繋がってるから普通の洋服は着せづらい(というか無理?)んですが、点滴してる子用のお洋服(点滴着)を貸してもらえるので、着替えのタイミングでお願いするといいですよ。
お昼寝中なら、それを伝える
日中娘が寝てるとき、看護師さんの入室で起きちゃうことが何度かありました。
付箋で扉に「お昼寝中なのでそーっと扉を開けてください」と貼っておくなど、意思表示をしておけばよかったと思いました。
可能であれば個室を使う
相部屋の人の話し声やなかなか消してくれない明かりのせいで、夜眠れないのがストレスでした。
値段的に安くはないけど、個室の方が圧倒的に快適だったので、個室は入院初日から希望しておいたらいいと私は思います。
個室のメリット
入院してすぐ個室希望を出しても、結局退院までの4日間個室に空きが出なくて使えなかったことがありました。
それくらい空きがないこともあるので、入院したらすぐに希望を出すのがおすすめです。
わいが感じた個室の良いところを紹介するで!
音を気にしなくていい
音を気にしなくて良いから、音の出るおもちゃやタブレットを気兼ねなく使えたり、気軽に電話できるのがよかったです!
相部屋では21時の消灯時間を過ぎても電気を消さなかったり、周りに赤ちゃんがいても構わず夜中に大声で話す親子もいました。
夜寝られないのがとにかくストレスだったので、空調も電気も自由に調節できる個室はそれだけでかなり気が楽でした。
相部屋より使えるスペースが広い
相部屋は1家族のスペースがとにかく狭くて、ベッドの反対側に移動するだけでも一苦労でした。
個室は荷物を厳選しなくてもゆったり使えて、ただでさえストレスの溜まる入院生活で少し気が楽になりました。
持っていってよかったもの
iPad(YouTubeを観る)
子どもは点滴に繋がれてたりベッドから出るのNGやったりして、遊べるおもちゃが限られてます。
人差し指から小指まで固定されてる不自由な手でも、YouTubeなら観るだけで時間が潰せるから最強でした。
周りの子を見ても、タブレットで動画を見てる子が多かったです。
子どもにとってストレスフルな入院生活なので、入院中は時間制限なしで好きなだけ見せてました。
YouTubeがなかったから、親子ともにもっとキツかったやろうなと思います。
Air Pods(ノイズキャンセリング機能付きイヤフォン)
相部屋のとき、同室だった5歳の子&その親の声が大きすぎて眠れなかったから、イヤフォンには本当に助けられました!
親がイライラしたときでも、好きな音楽を聴いたらちょっと気が紛れましたよ◎
サランラップ、ジップロック
子どもが「いらない」と言ったご飯やおやつを、後で「やっぱり食べたい」となることも多かったので、一時的に保管できるグッズは便利でした。
親族に差し入れのリクエストができるなら、お願いしておくといいですよ!
S字フック
看護師さんやお医者さんが病室に来ている間はマスクの着用を求められたので、さっと取れるようにマスクをかけておくと便利でした。
レジャーシート
点滴してる間はご飯やお菓子をベッドの上で食べさせないといけなくて、食べこぼすと衛生面で気になりました。
ベッドシーツを替える頻度は看護師さんによってまちまちで、毎日交換じゃなかったです。
遊び用に持っていってたトミカのレジャーシートをベッドに敷いたら、ご飯で汚してもすぐ拭けて大活躍でした。
親のテンションが上がるご飯
地下1階にファミリーマートが入ってて、食べ物類はかなり豊富に揃いました。
でも、ずっとコンビニご飯となるとさすがに飽きてくるので、差し入れを誰かに頼めるなら、親のテンションが上がるものを頼んでおくと自分の機嫌が取れていいと思います。
それが難しい人は、ファミマで紅茶や豚汁など温かい飲みものを買うと心が安らぎましたよ◎
普段使ってるコップ、スプーン、フォーク、箸
北野病院では子ども用も含めてお箸、スプーン、フォークの提供はありません。
なので、大人用&子ども用の普段使ってるカトラリーがあると便利でした。
相部屋でも個室でも、室内に洗面所があるから洗えるで〜!
紙コップや割り箸だと、ゴミが増えて給湯エリアまで捨てに行く回数が増えちゃうので、カトラリーのほうが楽でした。
(ゴミを回収してくれる頻度が低めなので、親が給湯室まで捨てに行く必要がありました。)
服薬のコツ
入院中は1日2〜3回粉薬を飲ませる必要がありました。
ただでさえ機嫌が悪い娘に、飲み慣れてない薬飲ませるんほんまに大変やった。
そこで、親子ともにあまりストレスなく服薬できる方法を紹介します!
薬をゼリーに混ぜる
「お薬飲めたね」みたいな専用商品でなくても、お皿にフルーツゼリーを2個出して薬と混ぜれば、だいたいは飲んで(食べて)くれました。
フルーツゼリーに飽きて嫌がるときは、なるべく穴が小さくなるように薬袋を破って、ゼリー飲料(上の写真ではこどもスムージー)の飲み口にそっと薬を注いでバレないように飲ませました。
薬をアイスに混ぜる
服薬のためのアイスなら看護師さんがナースステーションの冷凍庫で保管してくれるので、コンビニでアイスを買って薬用に使うのもありです。
小児科入院しんどすぎるから、わいの体験を参考に親子で少しでも楽になってもらえたら嬉しいやで!
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