こんにちは!2021年夏に娘を出産した、手抜きを愛する超合理的ママです。
おはむー娘は、生後6ヶ月〜1歳5ヶ月までの11ヶ月間ヘルメット治療(アイメット)をしていました。
その結果、絶壁頭はかなり改善したので、親としては
いろいろ悩んだし高かったけど、
やってよかった!
と感じています。
このページでは、ヘルメット治療の経過や、治療の結果どれくらい丸くなったか、ヘルメット治療で苦労したことについて紹介します。
の参考になったら、嬉しいです。
ヘルメット治療は、頭のかたちを矯正する治療
頭の形が斜めにゆがんでる子や、絶壁の子の頭を丸くするための治療です。
全額自費診療になるので、ヘルメット代+月1回(4,000円)の診察代で合計約50万円の出費になりました。
た、たけえ…。
絶壁頭が気になりだしたきっかけ
娘は、帝王切開で生まれました。
膣を通ってないからか?出産直後は、とてもきれいなまんまる頭をしていました。
でも、全然寝返りせず、ずっと仰向けで寝る子だったので後頭部がだんだん平らになっていきました。
子育てが初めてで、赤ちゃんと関わる機会がなかったおはむーは娘が寝返りしないタイプだと気づけなかったんです。
さらに、SIDS(乳幼児突然死症候群)にびびり散らかして
後頭部、平らになってきてへん?
と気になりつつも固めのベビーベッドに仰向けで寝かせ続けていたら、見事なまでの絶壁頭になってしまいました。
4ヶ月検診で言われたこと
どんどん絶壁頭が気になってきて、4ヶ月検診で相談したら
成長とともに自然に治ると思うけど、
心配なら専門医を受診してもいいかもね〜
とのお返事でした。
でも、娘の頭は「凹んでるというより、えぐれてへん?」と思うくらいいびつな形をしてたので、
ほんまに自然に治るん……?
と不安が残りました。
ネットで調べたら高額で悩ましいけど、とりあえず検査してからヘルメット治療するか決めたらいいや!と
まずは専門医に相談しようと決意しました。
ヘルメット治療開始までの流れ
頭のかたち外来初診(生後4ヶ月23日目)
娘の頭を診てもらうと、
みた感じ、短頭症です。
今うちの病院に通院してる子の中では、かなり重度と思います。
と言われてしまい、ショックでした。
まずは大きな病院でレントゲン撮影して、
手術が必要な病気(頭蓋骨縫合早期癒合症)でないか確かめるよう、勧められました。
大きな病院でレントゲン撮影(生後5ヶ月6日目)
レントゲン撮影の結果、手術が必要な病気ではないことが分かったので、
ヘルメット治療開始のGOサインがもらえました。
頭のかたち外来受診(生後5ヶ月13日目)
頭のかたち専門外来へ、結果を報告に行きました。
もっと早くから治療できたらベストだったけど、今からでも効果はあると言ってもらえて治療を決意しました!
その後、月1回の頻度で通院することになりましたが、
もっと小さな月齢から治療開始してる子を見るたびに
もっと早く受診できてたら
よかったよなあ。
と、少し胸が痛みました。
頭のかたち外来受診(生後5ヶ月18日目)
撮影時、頭にネットのような帽子を被らされるのが怖かったようでギャン泣きでした。
右上の画像にも、よくあらわれてますね。
娘は髪の毛が多くて絶壁頭が気付きにくかったけど、この画像では後頭部が平らなのが現わになってます。
このときに撮影したデータをもとに、ヘルメット作成が始まります。
頭のかたち外来受診(生後6ヶ月1日目)
待ち侘びていたヘルメットを、ようやくもらえました!
初めてヘルメットを被せた日は、娘は特に嫌がる様子もなく上機嫌で受け入れてくれました。
少しずつヘルメット装着時間を増やしていくのがスタンダードですが
この月齢の赤ちゃんは適応能力が高いので、嫌がらないなら初日から23時間つけても大丈夫
とのことでした。
娘は全然嫌がらなかったので、初日からお風呂以外ヘルメットをつけっぱなしにしましたが特に問題なかったです。
ヘルメット治療のビフォーアフター
↓1ヶ月後
初回の撮影から1ヶ月後の画像ですが、明らかに丸みを帯びてるのが分かりますよね!
治療開始1ヶ月間は、最も治療効果が高いそうです。
右上の画像も、初回に比べると穏やかな顔になってますね。
通院最終回では、病院から卒業証書をもらえました!治療開始から11ヶ月経った頃でした。
最初のうちは「ヘルメットを被せるのは可哀想かも?」と感じるときもありましたが、
今では被ってた時期が愛おしくて、当時の写真を何回も見返してしまいます。
数値で見ると、ちゃんと改善したんやな〜!と嬉しくなります。
黄緑色が初回、オレンジ色が卒業時を重ね合わせた画像です。
後頭部が丸く膨らんでるのがよく分かりますね。
ヘルメット治療で苦労したこと
治療開始まで時間がかかる
最初に頭のかたち外来で相談したのは生後4ヶ月23日目でしたが、
それから検査やヘルメット作成に時間がかかり、生後6ヶ月1日目でようやくヘルメットを受け取れました。
相談に行ってから治療開始までに1ヶ月以上かかるとは思ってなかったので、
なおさら早く受診するのが大事だと痛感しました。
子どもがスポンジをちぎって食べる
指先を器用に使えるようになってからは、
おでこやこめかみ部分のスポンジをブチブチちぎっては口に入れていました。
両面テープで貼り付けてもすぐにまたちぎられる、の繰り返しでとうとう諦めました。
ヘルメットの衛生対策がちょっと大変
ただでさえバタバタするお風呂前に、A2Careスプレーでヘルメットの消毒をするのがちょっと大変でした。
夏場は特に、ヘルメットから汗のにおいがするようになるので
車の中や脱衣所など、いたるところにA2Careのスプレーを置いてこまめにシュッとしていました。
保育園への情報共有
今思えば気負いすぎですが、このような注意事項の紙を自作して入園前に保育園に提出しました。
入園するまでは、「ヘルメット治療中の子なんて、迷惑がられるんじゃないか?」と不安でしたが、
他の子と同じように明るく迎え入れてくれ、ヘルメットのことで気になることがあればすぐ先生から質問もいただけたので何も心配することはありませんでした。
初回の個人面談で、先生から明るく
先生
同じクラスのお友達がヘルメットの穴に指を入れるので、初めは嫌がってました
と報告があり「確かに指を入れたくなるサイズや」と思うと同時に
ヘルメットを娘の一部としてごく自然に受け入れられてると感じて嬉しかったです。
親戚から理解が得られなかった
義祖母が義妹に、「ヘルメットなんて、かわいそうや」とか「自然に治るもんやのに」と
陰で言ってるのが聞こえてきて、ショックでした。
うっせえ義祖母!
病院のスタッフさんのスポンジ装着の得手不得手が激しかった
耳のカーブのスポンジがはみ出しすぎてて耳に当たってたので、ハサミで少しカットしました。
こんなふうにスポンジ成形のクオリティが低いときは、後で親が手直ししてました。
通院時の待ち時間が長い
月1回の通院では、スポンジの貼り替えがあるので毎回1.5時間くらい待ち時間がありました。
おもちゃや絵本があって時間は潰せましたが、娘の機嫌が悪いと手こずることもありました。
まとめ
最後に、ヘルメットをもらえます(スポンジをつけるかどうかは選べました)が、
今では娘がおもちゃにして自分で被ってるのがかわいいです。
一般的なサラリーマン家庭なので、高額な治療費に葛藤しましたが
やらん後悔より、やって後悔するほうがいい!
と、思い切って治療して良かったです。
このページが、ヘルメット治療で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
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