
こんにちは!2021年&2026年に娘を出産した、手抜きを愛する合理的ママです。
民泊清掃経験のある私が、最近0歳5歳姉妹と家族旅行に行き、ウェルカムベビーのお宿3箇所に宿泊しました。産後すぐは、大阪の産後ケアホテル2カ所にも宿泊しました。
「子連れゲスト向けに、子どもグッズは何を置けばいいの?」と悩む民泊オーナーに向けて、清掃する側とゲスト側、両方の視点から「民泊に置いてあると子連れゲストが喜ぶもの」を、以下のとおり紹介します。
- 子連れゲストが宿に求めているもの
- 優先度高:まず揃えてほしい備品
- 余裕があれば追加したい備品リスト
- 用意しなくていいもの
- 清掃スタッフ目線でオーナーに伝えたいこと
子連れゲストが宿に求めているのは「歓迎されている安心感」
旅行のチェックイン前にメールで貸してほしいアイテムのリストを送り、準備をお願いしていました。
でも当日部屋に入ると、お願いしていたものが一切用意されていませんでした。

「忘れられてるやん!」と思って、悲しかった。
「ウェルカムベビー認定の宿」を謳っていた別のホテルでは、対応してくれたスタッフさんが明らかに子ども嫌いな目線と声のトーンでした。
子連れ旅行中、親は「周りに迷惑かけてないかな?」という気持ちがずっとあります。
子どもが泣いたとき、騒いだとき、親は常に周囲の目を気にしています。そんな状況で「ようこそ!」という空気を感じられる宿に出会えると、もうそれだけで「ありがとう!」と安らげます。
グッズはもちろん大切です。でも、いちばん大事なのは「あなたたちを歓迎しています」という気持ちが伝わることです。これを前提に、以下の備品グッズを見てもらえると嬉しいです。
まず揃えてほしい備品【優先度高】
すべてを一度に揃える必要はありません。予算や保管スペースと相談しながら、優先度の高いものから始めてください。
おむつゴミ箱or防臭袋
専用のおむつゴミ箱があれば一番楽ですが、親にとっては、とにかくおむつが捨てられたらOKなので、防臭袋で十分です。
防臭袋はごみ袋の近くに置いておき、「おむつは防臭袋に入れてから、通常のゴミ袋へ」という案内を添えると親切です。
専用のおむつゴミ箱があればそのまま捨てられて快適ですが、部屋のスペースを圧迫するデメリットもあります。防臭袋でも十分機能するので、まずは袋から始めるのがおすすめです。
↑もしおむつゴミ箱を置きたい方は、産後ケアホテルやウェルカムベビー認定のお宿でもよく使われているこちらが良いです。親としても手が汚れず、ストレスなく使えました。
専用のゴミ袋ではなく、普通のゴミ袋がそのまま使えるので、清掃スタッフとしても補充がしやすいと思います。
哺乳瓶洗いグッズ
哺乳瓶は、赤ちゃんに飲ませるたびに毎回洗います。哺乳瓶用の洗剤と、哺乳瓶の底まで届く柄の長いスポンジがあると、とても助かります。
もし衛生面が気になるようであれば、哺乳瓶用に使い捨てタイプのスポンジがあると清潔感が出ておすすめです。
食事・調理まわり
0歳児連れにとって、電子レンジと電気ケトルは必需品に近い設備です。ミルクのお湯を沸かす、離乳食を温める、この2つができるだけで親の負担が大きく変わります。
- ウェットティッシュ
- 離乳食食器&スプーン
- 子ども用スプーン&フォーク
- 食事用スタイ(食べこぼしをキャッチする、よだれかけのことです。)
冷凍室付き冷蔵庫があると、母乳や離乳食ストックを冷凍保存できて、旅先での授乳・食事の選択肢が一気に広がります。
ウェットティッシュは、食事中・食後に何枚あっても足りないので、テーブルに置いておくだけで喜ばれます。
↑0歳の赤ちゃんには、これみたいに割れない食器と、口当たりが優しい小さめスプーンがあると喜ばれます。
スプーンは、無印良品のシリコンジャムスプーンもおすすめです◎
↑もう少し大きくなった子ども用のカトラリー(スプーン・フォーク)は、このギザギザ型が麺類がすくいやすく、こぼれにくいのでおすすめです。
↑ベビービョルンのスタイはつるんとした素材なので、洗いやすく衛生的で、清掃スタッフとしても管理しやすいアイテムです。
お風呂まわり
- ベビーバス
- ベビーソープ
- 保湿剤
赤ちゃんのお風呂は、低月齢だと大人用の浴槽でそのまま入れるのはかなり難しいです。ベビーバスがあると、浴室の洗い場やシンクで使えます。
↑家では赤ちゃんを寝かせる発泡スチロールのお風呂マットを使ってましたが、ホテルでこれを借りたら、すごく使いやすかったです!空気を抜けるし乾かしやすいので、収納や清掃を考慮するとこっちの方がいいと思います。
ベビー用ソープと保湿剤は、赤ちゃんが敏感肌で気になる方は、親が自分で持参します。
↓ひとまず産後ケアホテルやウェルカムベビーのお宿でよく見かけた、ピジョンを選んでおけば安心です。
ベビーハンガー
ベビーハンガーは、子ども服を干すときに使います。大人用ハンガーでは服が伸びてしまうので、あると親が助かります。
14本300円くらいで売ってる西松屋がおすすめです!安いわりに丈夫で重宝するので、ぜひ導入してください。
寝室環境:和室・ローベッド・ベビーベッド
赤ちゃん連れにとって理想なのは、ベビーベッドがあることよりも、家族全員が安心して眠れる低い寝具環境です。
- 和室+布団:転落リスクがなく、赤ちゃんの隣で親が添い寝しやすい。初期投資も少ない。
- ローベッド:転落時のダメージが小さく、洋室でも対応できる。壁にくっつけられるなら、転落リスクもなくせる。
- ベッドガード:壁づけできない既存のベッドに取り付けるだけで、転落防止になる
ベビーベッド単体の導入は、子連れ以外のゲストには部屋を圧迫するだけになってしまいます。「リクエストがあれば用意する」という運用か、低い寝具環境を整える方が現実的です。
用意する場合は、チェックイン前に設置済みの状態で待っていることが大切です。
また、いきなり購入するのではなく、ベビーベッドはレンタルして試す方法もあります。
余裕があれば追加したい備品リスト【あると喜ばれる】
優先度の高い備品が揃ったら、次はこちらを検討してみてください。

子どもの月齢によって、「刺さる」アイテムが変わります!
おむつ・おしりふき
おむつは旅行中の荷物の中でもかさばる筆頭です。宿におむつが置いてあるだけで、ゲストの荷物が一気に減ります。
ただし、サイズは新生児〜スーパービッグまで幅があり、テープタイプとパンツタイプでも分かれます。
全種類を最初から揃えるのは大変なので、「おむつを希望される方は、事前にサイズとタイプをお知らせください」と案内してから用意する形でも十分です。
おしりふきも嵩張るし絶対に必要なので、宿でもらえると本当に助かります。色々なおしりふきを使ってきましたが、これがとにかく使いやすかったです。
↑蓋付きなので、このおしりふきを持ち帰りOKで1個置いておいてもらえたら、親としてはめっちゃ嬉しいです。
哺乳瓶消毒グッズ
哺乳瓶消毒は、生後6ヶ月頃にはやらなくなるので、哺乳瓶を洗うグッズよりは優先度低めです。(哺乳瓶は長いと1歳半頃まで使います。)
哺乳瓶の消毒については、↑このような消毒用容器を置いておいて、宿泊日数に応じた数だけ洗浄用の錠剤を置いておくのが、運用しやすいです。
食事・調理まわり
- 離乳食ハサミ
- キャリフリーチェアベルト(普通の椅子に、小さな子どもを座らせることができる。)
離乳食ハサミは、麺や肉を小さく切るのに大活躍します。子ども用として1本置いておくだけで大助かりです。
赤ちゃん用の椅子は、ハイチェアやバンボでも良いですが、キャリフリーチェアベルトがあれば、赤ちゃんを椅子や親の膝の上に固定できるので十分です。
↑これなら赤ちゃん用の椅子をわざわざ用意しなくても、子連れゲストの時だけ出しておけばよいので邪魔になりません。
トイレまわり
- 補助便座
- 足踏み台
- 温湿度計
補助便座はプラスチック素材のものを選んでください。布製やクッション素材は汚れが染み込みやすく、清掃が大変です。つるんと拭けるものなら衛生的に保てます。
↑これくらいシンプルなものがいいです。キャラクターものの取手つきの補助便座がありますが、清掃が大変そうで親としては衛生面が気になるので、濡れティッシュで拭きやすいシンプルな形状が良いです。
↑トイレの踏み台は、これがおすすめです。便器に沿って置けるので、狭いトイレでも邪魔になりません。大人も使えます。
加湿器・温湿度計
赤ちゃんは湿度の変化に敏感で、乾燥した部屋は体調を崩しやすくなります。
加湿器付きの空気清浄機があれば最高、加湿器があれば嬉しい、もしなくても濡らしたタオルを干せば湿度を上げられるので、せめて温湿度計があると嬉しいです。
子ども用のパジャマ
子ども用パジャマは、荷物を減らしたい親にはもちろん喜ばれますが、サイズ展開が必要なのでコストと手間がかかります。
他の備品を揃えてから、余裕があれば検討する程度で大丈夫です。

我が家は普段着をパジャマとして着せてたけど、爆睡やったよ!
安全対策
子連れゲストは「事故が起きないか」が特に気になります。部屋の安全環境を見直しておくことがとても大切です。
- 指挟み防止グッズ(ドア・引き出し用):歩き始めの子どもがいる家族に特に喜ばれます。設置・撤去が簡単なものを選ぶと清掃の手間が増えません。
- 家具の角カバー:テーブルやテレビ台の角は転倒時に危険です。ぶつかっても痛くないカバーをつけておくと安心です。
- コンセントカバー:デフォルトで設置すると、一般ゲストはコンセントが使いにくくなります。「必要な方はご自由にどうぞ」と部屋に置いておくだけで十分です。
- 誤飲しやすい小物の撤去:小さい装飾品やアメニティの個包装など、口に入れやすいものは事前に片付けておきましょう。
おもちゃ・絵本
親としては、正直「おもちゃが置いてるからこの宿にしよう!」とは思わないです。
でも、子連れウェルカムが確実に伝わるので、もし置く場合は、ブロックや絵本数冊程度のようにパーツが少なく消毒しやすいものを少量に絞るのがおすすめです。
↑こういうおもちゃなら、長く遊べるし壊れないので、置いておくにはおすすめです。
用意しなくていいもの【判断に迷いやすいリスト】
- 哺乳瓶本体
- 抱っこ紐
- ベビーカー
哺乳瓶本体は不要です。乳首のサイズや素材が赤ちゃんによって異なるため、親が必ず持参します。
抱っこ紐は宿に求めない派がほとんどです。使い慣れたものでないと装着が難しく、体への負担も変わってきます。持参するものと考えておいて問題ありません。
ベビーカーは家から民泊への道中でも使うので、置いてあっても使わないことがほとんどです。
清掃スタッフ目線で、オーナーに伝えたいこと
子連れ向け備品は、種類が増えるほど清掃漏れや補充忘れが起こりやすくなります。
まずは少数精鋭で始め、チェックリストを作って清掃スタッフと共有することをおすすめします。「何を置くか」より「どう運用するか」が、現場では一番大事です。
予約サイトや案内文に書いてあることと、実際の状態が一致していることも大切です。「貸し出し備品あり」と書くなら、必ず同じものが用意された状態で待っていること。言葉とリアルのギャップが、ゲストの信頼を一気に壊します。
もうひとつ、すぐに実践できる方法として事前ヒアリングをおすすめします。予約後に回答してもらうだけで、準備の精度が大きく上がります。
- 子どもの年齢・月齢
- おむつのサイズ、タイプ(テープ/パンツ)
- 哺乳瓶の使用有無
- 食物アレルギーの有無
これらの情報が事前にわかれば、清掃スタッフへの引き継ぎもスムーズになり、備品の準備漏れも減らせます。
子連れゲストへの最高のおもてなしは「あなたたちがここにいて大丈夫ですよ」という安心感を作ることです。グッズはその安心感を支える手段のひとつです。
まとめ:子連れ歓迎の宿づくりは「気持ち」から始まる
- おむつ・おしりふき・哺乳瓶洗いグッズが最優先。電子レンジと電気ケトルも0歳児連れには必需品。
- 備品は「置くだけ」でなく、補充・設置のチェックリストまでセットで作ること。
- 「歓迎している」という気持ちが伝わることが、どんな備品よりも大切。
子連れゲストは、歓迎してくれる宿を探しています。

そんな宿が増えて、娘たち世代が母親になった時に今よりもっと快適に旅行できてたら嬉しいなあ!
